リップバンウィンクルの花嫁を見て。
なんだかとても不思議な映画だったなと。
映画自体の世界観がとても好きになった。
そして黒木華という女優が大好きになりました。
この人まじで半端じゃない。
童顔な顔していて、ぷにぷにしてるのがとってもいい。
でも場面場面で表情が全然違う。いろんな顔が見れる。
きっとこの映画を見たら黒木華という人が大好きになると思う。
主人公はいろんな出来事に出会いながらも必死にその日を生きていた。
きちんと丁寧に。一生懸命に。
出来事に対しての重みだとか、濃さってのがなんだか最近軽くなってるし、薄くなっている気がする。
それは情報だとかsnsだとかですべてが筒抜けになってるのが問題なんだと思う。
そんなことにも少しでも違和感を抱えながら彼女は日々生きていた。
でも淡々と生きてればどこかで自分の幸せに出会えることができると思う。
彼女はどこかで自分の幸せを少しでもつかむことができたんだと思う。
僕がこの映画で印象的だっったのはAV女優の女の子と出会ったとき
彼女が語った言葉だ。
「私は幸せの限界値が人より低いんだ」
幸せはもう身近に溢れすぎていて、もういっぱい受けてる。
誰も知らない人が自分のために働いてくれる。
そんなことでも自分の心が耐えられない。
なにが幸せかほんとにわかんない。
自分は相手にとっていいことをしたと思っていることでも相手はどう思っているかわ全然わかんない。
人間と人間は分かり合えることはにない。
ちょっとした想像力。これが必要なんじゃないかな。