就活は絶望なのだろうか。
日本の新卒採用は最強にいい制度だと思います。
なんの経験のない、スキルもない、ぐーたらな大学生を企業は雇ってくれるから。
この制度は他の国にはない素晴らしいものです。
外国のでの就職はスキルがないと雇ってくれません。
日本の大学生は新卒という最強のチケットを持っている。
もしかしたら大企業にも入れるチャンスがあるのかもしれない。
そこから夢の人生が待っているのかもしれません。
僕は就職活動を4年の1月にスタートしました。
それまで就職する気はなかったのですがいろいろ考えた結果やろうと考え、
まあとりあえず就職ってやつです。
どこでもいいから就職します。
そこからまあいろいろ考えたいと思います。
それでいいのか全然わかりません。とりあえず働くってことが怖くてならない。
企業で実際働いてみないと、そこの雰囲気はわからないし、調べても、どんだけ人の話を聞いてみても実際問題わからないだらけだと思う。
新卒の面接は人物重視と言われる。
自分とはなにか、強みは、弱みは、どんな人間か?
そんなこと22年くらいの人生では分からないし、この問いは一生かけて問いかける問題だ。
自分なんてあるのかさえも分からないし、人間なんて環境の動物なんだからその場の環境で人間なんて変わるものだと思っている。
だから就活というのはつらいものだと思う。
自分とはこういう人間だといろいろ考え、履歴書に書き、面接官に話す。
でも就活がうまく行く人もいれば、行かない人もいる。
成功すればなにも考えなくてもいいが、落とされまくっている人はまじで絶望のなにものでもないと思う。
だって自分を否定されまくっているから。そこから禅問答の世界に突入する。
自分のことを話し落とされ、なにがダメなのか分からない。話す内容なのか、態度が悪いのか、言葉使いか、顔がだめなのか。
そのことがぐるぐる頭の中を駆け巡る。
答えのない問を考えないといけない。
これではホント頭おかしくなる。
面接官も人間なので人間が判断することなので好き嫌いがあります。正解などない。
その人が決める結果にすべてかかっている。
愛嬌のいい奴だとか、話がうまい奴、人から好かれる奴、これって結構生まれつきだとか、性格もあるが、すぐには変化させることはできないと思う。
努力ではどうもできない領域ではない。
嫌われる奴は嫌われるし、好かれる奴は好かれる。
新卒は人物重視だから素晴らしいとは言われているが、なにか大きな矛盾で出来上がっていると思う。
自分という虚構を作りあげ、最高の演技を成し遂げた奴がこのゲームは勝利するのだろう。