四月は君の嘘 すげえアニメが日本にはたくさんありますな。
ピアノとバイオリン。
音楽を通して行われる会話。恋。
音楽と恋がミックスされた物語でした。
めちゃくちゃおもしろい。
音楽の楽しみ方、表現の仕方がすごい。ピアノの音に広がる気持ちが刺さる。
とても心地のいいピアノが広がる。
ピアノの天才ゆえの悩みが主人公を成長させる。天才ゆえに周りに影響を与える。
憧れの対象にされ、周りの人間を巻き込む。
そこから自分も成長し、周りも成長する。
言葉で気持ちを表現することはなんだかチープなんだなと感じる。
なにか言葉ではうまく表せないことが絶対に心にはある。
言葉ってのはツールであって気持を上手く言葉に乗せるのは難しい。
でも音楽に気持ちを乗せて表現することは言葉を使わないけど、なぜか心には響く、伝わる。
人の心を表現する方法は言葉以外にたくさんあって、モノに心を憑依させる行為は人間の素晴らしい行為なんだと思う。
言葉ではなんだか軽い。
音の言葉と、字の言葉では響き方は違う。
音はダイレクトには伝わるけどずしりとは刺さらない。
でも字で表すことでなにか創造力みたいなものが乗ってパワーが増す気がする。
人はそれぞれ違うから他人の考えていることってわかるはずがない。
だから相手の気持ちに少し余白を残すような表現がいいのかもしれない。
押しつける表現はただ自分の自己満足でしかない。
相手の創造する力を生かしておかなければならない。
考えさせなければいけない。
だからアニメとか映画とか本とか良いよな。
自分の想像する世界と映像の世界観が自分の中にある世界とマッチングした時、幸せを感じる。
その目に見える世界が、自分の中に生き続ける気がするんだ。
創造が人間を豊かにするし、優しくしてくれる。想像力はとても大切なものである。
心をおろそかにするのはよくない。
なんだか現代は人間が作り出しツールに踊らされて心が置いてけぼりにされてる気がしてならない