ムヒカ大統領の言葉を聞いて感じたこと。
ホセ・ムヒカ大統領が来日して講演をしていた。ニュースで見た人も多いと思う。
この人はたくさんの名言を語っている
世界でも有名だと思うが日本でこんだけ注目されているのは今の日本人にとてもダイレクトに刺さる言葉だと思うし、日本人が今なにか少しおかしなことになっていると気づいた人もいるからだと思う。
テレビではこの人の話を聞いて涙を流している学生もいた。
成長なき日本でたくさんの問題があって、なんだか生きづらさが浮き彫りになっているんだと思う。
結局もう日本には成長はなくて、いらないものを売ったりしてとりあえず経済的に成長しなければならないから苦しいと思うこともあるんだと思う。
お金が必要だからいらないものを売る。
日本は豊かになりすぎてもう売るものがないんだよ。
みんな身の回りは物で溢れかえっている。
なのにモノを売り続けないといけない。
だって資本主義にもう完全に飲み込まれてしまったんだ。
成長しなければいけないんだ。
それが資本主義社会というものだ。
成長しなければいけないのにもうこの社会では成長しきってしまったというジレンマに苦しまれてるんだと思う。今の日本は。
ムヒカ大統領は日本はあまりにも西洋化しすぎていると言っていた。
日本の国の文化を忘れてただ西洋を追っかけている。
だから日本独自の物やサービスをもっと考えないといけないと思う。
このままでは日本という国が消えてしまいそうな気がする。
これから日本は高齢化していく。確実に日本はさらに変化していくことだろう。
そのために何ができるか。
お金をただ追っかけるだけじゃなくて、もっと社会にできることを考えて少しでも個人になにかしらの力をつけるべきではないだろうか。
日本人の心というのがどこかに取り残されているんじゃないか。
資本主義という社会に心を飲み込まれているんではないか。
そのことにみんな気づき始めている。