俺の日記

人生にハンドル遊びを

君はいい子見てきた

 

呉美保監督の最新作。

唯一僕がこの監督が好きという人の一人。

そこのみにて光輝くが初めての作品で今作が2作目。

そこのみにて光輝くで完全に虜にさせられた。

あの世界感にひかれた。人間の醜いところも美しいところも入り込んで描いているのが好きだ。

 

それで今作品はまったく前作とは違った。

日本の今のあまり見えてこない子供と親の関係、高齢者、障害者、暴力、子供に対する愛のあり方。

見えていないものを訴えかけているような気がした。

監督に子供ができたことも大きいと思う。

画の取り方とかの感じとかも全然違うのでこんなにも違うものも取れるのかと思いまたさらに好きになった。

 

子供に対する暴力。最近増えてきた問題だと思う。

子供を殺す事件なども目にする。

子供との接し方がだんだんとおかしな方向になってきている。

なぜなんだろう。

 

 

 

子供を愛せば周りの人が幸せになる。そして全世界の人が幸せになるんだ。

 

母親ってすごい仕事してるでしょ

 

この言葉にグサッときた。

愛を知るものは他の人にも愛を与えることができる。

親の愛の大切さ。親に愛されるってこんなにも大切なものだ。

世界を平和にするんだ。母親のすごさが伝わった。

 

子供は生まれる場所を選べない。

生まれた親の所で生きていくしかない。

母親に暴力をふるわれても逃げることはできない。小さい子供ならなおさらだ。

それでも子供は親を愛してくれる。

いつでもそばにいてくれる存在なんだなって。

 

親になるには資格が必要なのかもしれない。

残念ながら親の資格がない人もいるのかもしれない。

 

 

 

 

子育ては大変だし難しい。

でも頑張った物以上のもんを与えてくれるんだと思う。

 

 

 

抱きしめるということ。

日本人に足りてないんじゃないかな。

子供を抱きしめていますか?