欅坂の人気の理由とは
欅坂46の勢いが止まらない。
今年デビューを飾りいきなり紅白デビュー。
1stのサイレントマジョリティーでできがあまりにも良すぎて度肝抜かれた。
秋元康の本気を見せつけられた。
欅坂は中高生を中心に、若い人にターゲットを絞られて、
その子たちに響く歌詞を書き、ナチスの服で問題になったが、
カッコいい服を着た、かわいい同じような年齢の子が歌うことで直に心に響くんじゃないかと思う。
今回の欅坂ってかけないの番組の中で、男ももちろんだけど、今、女性をかなり虜にしているんだと感じた。人気になりすぎたせいもあるかもしれないが、女性があこがれるアイドル。その印象がかなり強くなった。
メンバーもアイドルになり、夢が叶い、同年代にこうやってメッセージを伝えれてるっていうのはほんとに幸せなことだと思う。ねるの涙に感動しました。
やっぱり自分の身近に感じられるアイドルということが大きいと思う。
こんなにも世間の認知度は広がり、人気がでるものかとかなり驚いた。
秋元康に蓄積されているアイドルのノウハウが半端ないからだろうか。
アイドルってのは奥が深いと思う今日この頃。
テレビ崩壊の先陣が切られた。
動画配信サービスが熱を帯びてきている。
netflix,hulu.u-next,amazonprime
たくさんの会社が動画の配信をしている。
徐々に利用する人は増えてきている。
少し前にも動画配信のサービスはあったが、時代が追いついて居なかったんだと思うが、利用者は少なかった。
それはまだテレビがおもしろいと思われていたから。
だが今のテレビはどうだろう。やらせ、おもしろくない。そんなことが業界には包まれている。
世間の目が厳しくなり、おもしろい番組なんて作れるわけない。
狭い世界で作られた番組なんてどう考えてもおもしろいものなんて作れるわけがない。
なんでもありの世界、自由を感じさせてくれるのがテレビじゃなかったのかよ。
使えるお金も少なくなり、大きな企画もできない。
こんな状態じゃどうしようもない。仕方がない。
これは僕たち世間の人間が作り出してしまった状況だ。
テレビ局も放送した番組を後日に配信するサービスを始めた。これはまあ便利だとは思うが、配信してcm流すだけのなんてことないサービスだ。
それに比べて動画配信サービスではその会社ならではのオリジナル企画を作り、それによって客を増やしている。
配信する作品はたくさんあるが結局どこの会社もあまり配信されている作品の種類はあまり変わらないし、同じものも多い。
だがオリジナル動画がそれぞれの会社では作られるから、それが大きな売りとなっている。
これからはオリジナル動画の質によってその会社が利用されるのか審査されだろう。
まあ動画配信のサービスでは潤沢なお金も使えるし、視聴者の目をあまり気にすることなく作ることができる。
これから番組はテレビ局が作るんじゃなくて、動画配信会社が作る時代に突入した。
配信会社のほうが面白い番組が見れるんだ。
今回amazon prime から配信された松本人志が作った「ドキュンメンタル」
これを見た時に鳥肌が立ったし、これはおもしろいとホント心の底から思った。
それは松本人志が考え付いた史上最強のお笑いだったのかもしれない。
でもこれはテレビから離れたからできたことだとも思う。
視聴者にお安いお客さんはいらない。本当にお笑いを好きな人に見てほしい。
周りの人を気にせずに自分だけがおもしろいと思う企画を作ることができる。
この自由が動画配信サービスにはある。
楽しみでしかたない。
これから面白い人たちがおもしろいものを生み出す場所はテレビではなく、
動画配信サービスにおいて作られるだろう。
欅坂46の炎上の件についての爆笑問題太田の見解
欅坂46の服がドイツのナチスの服に似ているということでとても問題になった。
なぜナチスの服に似たものを着てはいけないのか。
こちらを参考にしていただきたい。
ただシンプルにかっこいいから。それだけだった。
かっこいいから人は引き寄せられる。それによってあの忌まわしい集団が作られるそういう記憶があるかららしい。
メディアを駆使したデザイン性の高いものを使うこのやり方をナチスはやっていたのだ。
それが今回の欅坂46の衣装の問題となった。
爆笑問題カーボーイでこの欅坂46の件について面白いことを太田が言っていたので引用さしてもらう。
「サイレントマジョリティっていう歌ね、すごくいいんだけど、あれはナチに似たあれでね、秋元さん謝っていたけど俺ねーあれなんども聞いいてんのサイレントマジョリティって、あの歌詞の内容はいわゆるみんなの意見に流されるな、それが一番危険なんだ、道なき道を行けと、自分の考えで付き進め、それはいばらの道だけど、お前イエスでいいのかと、問いかけてんですよ。つまり、俺の解釈ですよ。あーいうナチズムみたいな全体主義の服を着た女の子たちがあーいう踊りをしながらこそ、だからこそ、メッセージを伝えることができる。あれを謝ることではない、説明を加えればいいだけ」
松本人志が贈る 史上最強の笑ってはいけない
アマゾン限定で配信される動画だ。
11月30日に配信されたばかり。
松本人志が前から考えていた企画が実現した。
1人100万円を持ってきて集まり、笑ったら終わりで、最後まで笑わなかった人が1000万を貰えるという企画。
人気企画笑ってはいけないの無駄な部分をそぎ落とした、ガチの芸人どうしの戦いだ
前に千原ジュニアと松本が話している時に松本がやりたい企画と話していて、どこかでやらしてくれないかということを話していた。
その願いが叶った。
9人の芸人が1つの部屋に集められ6時間という決められた時間で笑わせ合いが始まる。
1話を見たが相当おもしろいし、芸人の緊張感が伝わる。本気の笑わせ合がどういう方向に行くのか分からないが、今まで見たことがないものを見せてくれるような気がした。
集められた芸人がこれまたすごいモンスターばかり。
松本人志が呼んだ芸人の中でも松本人志に認められた芸人だけが出るこができる。
トレンディエンジェル 斎藤
天竺鼠 川原
野生爆弾 川島
トロサーモン 久保田
ダイノジ 大地
東京ダイナマイト はちみつ
アントニー
この10人で争われる。
このメンツ。選ばれた猛者たち。
この10人が争ったときに起こる科学反応がかなり気になる。
だれが生き残るのだろうか。
松本人志は「テレビでは絶対に視聴率はとれないでしょうね。本当に一生懸命に見てもらわないとこの面白さはわからない。相当お客さんを選ぶ。本当に好きな人はのめりこめるように作った。」
これ芸人だけではなく、普通の人などいろんな人を使うことも考えている様なので面白いシリーズがこれからも続いていく可能性がある。
最近のおもしろくないお笑いの企画ばかりだったが、これは胸躍らせる、久しぶりに大爆笑をした企画だ。楽しみでしかたない。
アマゾンさんには本当に感謝したい。
あなたは5回泣かされる 湯を沸かすほどの熱い愛
気になって見に行った映画。
宮沢りえが主演でそのほかの配役もとても豪華。
杉咲花が出ている映画は外れがないというのが僕の持論だ。
この子の演技はどこか吸い込まれるところがある。
若いのに芯がしっかりとあり、目の部分になにか秘めている。
目に魅力がある人は吸い込まれるような気がする。
この映画に出ている役者みんな一人一人特徴があり、とてもキャラにあってる。
ストーリーも言うことないし、役者も完璧。
なにか出来すぎた素晴らしい映画だと思った。
素晴らしい邦画が生まれた。
ストーリーは死を介して進んでいく。
死は重いものだが、それが思いになって形づくられて行く。
死ぬということがそれで人間が終わる、絶望的なイメージが現代にはあるが、死というのはただの通過儀礼で人間は誰も逃れることができない。
死をもっと大切にするということに気づかされる。
死から生まれるストーリーもそれはあるに決まっている。
それは人生という中に含まれている一つの行事みたいなものだ。
この映画からは死というのは悲しいものではあるが、それだけではないもっと大きなモノをこの世界に残してくれるのだ。
豊かさとは何か。 日本の豊かさははき違えている。
豊かさとは何か 暉峻淑子著
目次
1.金持ちの国.日本
2.西ドイツから日本を見る
3.豊かなのか貧しいのか
4.ゆとりをいけにした豊かさ
5.貧しい労働の果実
6.豊かさとは何か
日本はなんでお金とモノが豊かなのになぜ生きづらいのかそんなことを考えていたら
いい本に出会えました。
日本の豊かさが、じつは根のない表面的な豊かさにすぎず、板子一枚には地獄が口を開けており、砂上の楼閣のようなもろさに支えられたぜいたくが崩れ去る予感を、多くの日本人が心中ひそかにかんじているのではないかと思われてならない。
日本は治安はよいが、基本的なところで安心のない国
日本は心の安心を得ることが難しい。仕事がなくなったらもう終わりなどという不安が消えることがない。これがひとつの問題である。
豊かさに憧れた日本は、豊かさへの道を踏み間違えたのだ。
毒を制し、コントロールするには、抗体としての強い「個」と、社会制度を、技術革新と資本力におくれないように育てていかなければならない
きれいな街並み、快適な住居、そして豊かな文化遺産と充実した社会施設がある。こういう生活環境のよさや時間的余裕は、彼らが自らの哲学に基づくいろいろな政策を長年実行してきた結果、作り出されたものだ。
著者はドイツで実際に生活をしてみて、明らかに日本とは違う豊かさがあるという。
ドイツは資本主義に対してきちんと対抗しようという考えがある。
お金が社会を覆う世界では人間と社会と自然を破壊するというのに気ずいている。
だからこそしっかりとした社会の基盤を作っている。
圧倒的に日本と違う。そりゃ生活のゆとりが全然違うわけである。
日本は先進国であっても、ほんとうの豊かさはなく、ただの経済競争国である。
その経済戦争の中に、ぼくたちもいずれ入らなければならないということは、なんともむなしいことか
これから社会に出るにあたっての気持ちを代弁してもらったような言葉だ。
社会に出ようとしている日本の若者でこのように考えている人は多いと思う。
日本の社会の歯車になって働き、仕事ができなければすぐに切り捨てられる。
そこには自由というものが存在しない。むなしい世界しか僕には見えない。
幸福な、豊かな社会とはどんな社会なのだろうか、
ガルブレイスは、生産効率主義から脱却できたときに、つまりその強制から解放され自由になったときにはじめて、人々が考えることのできるもの、
日本の社会は、経済成長の楽しみ以外に、それに代る社会の幸せや、豊かさの哲学を持っていない社会なのだ
街には広告の看板があふれ、人々は広告に踊らされていると思う。
広告によって欲望を掻き立てられる。そんな社会では幸福になることはできない。
現在、私たちは、私有財産制度のうえに、完全に個人として生きていると思いがちである。だから自己責任とか、自立自助、契約の自由等については、当然のこととしてあやしまず、また個人として生きるうえにとくに支障はない、と考えている。
しかし、個人の自由が、じつは共同体的な土台を、自然環境までひろげて考えれば、
その意味はいっそう明白になる。
この共同体としてという考えが圧倒的に日本には足りない。自分もこの考えはなかった。かなり横柄な個人主義が日本にははびこっている。
アイヌの人びとが、「富を貯めるとは各個人の蔵にモノをためることではなく、大地を豊穣に、豊かにし、自然の中に富を貯めることだ。」
この言葉こそ今必要なのではないか。個人がため込むことではなく、みんなに還元すること。お金は天からの回りものというが、自分のところで止めるのではなく、みんなに回すことが必要なのではないか。
「カネもうけ」、「モノを買うこと」という、持つことだけに表現できる豊かさではなく、持つことが、人間と人間とのかかわりを豊かにし、人間と自然とのかかわりを豊かにし、人間とのかかわりを豊かにできるような豊かさを私たちは、どのようにして創り出していったらいいのかを、真剣に考え実現していきたいと思う。
日本の行き過ぎた経済は国民を幸福にはしてくれない。
裕福に憧れた日本はもう憧れの裕福を手に入れた。だがそこには人間が置き去りにされた社会がある。
少し成長のペースを落として、次は人間の幸福ということをもっと考えなければならないと思う。
お金だけじゃ幸福にはなれないと今の日本は気づきはじめているのではないか。。
これからの日本は世界で初めて超高齢化の国となる。福祉などの充実など考えることはたくさんある。
国を変えることは難しいが、1人1人の思考を変えることはできる。
個人の行動や、思考を変えることが国を変える力になるということ信じている。
哀愁の町に霧が降るのだ 青春がここにはある
青春などと聞くと、恋だとか、女だとか、なんだか甘酸っぱいものを想像するかもしれないが、この話にはほとんど女の話がでてこない、でもそんなものなくたって男だけの甘い青春がここにはある。
あとがきに茂木健一郎が書いてあってが現代は青春がなくなったといっている。
なにごとも効率化され、賢い生き方だけを学び、お金を儲けることだけに突っ走るために僕たちは教育される。こんな世界ちっとも面白くない。
勝新太郎はこう言っている。
「ムダの中に宝がある」
ムダが排除された世界は味気なく、なんか寂しい。
インターネットにより、世界は筒抜けになった。すべての生活が見えることでなんだかつまらなくなった。
つまらない。退屈。こんな感情が現代人は渦巻いている気がする。
この本の中心は5人の男が共同生活することが中心に描かれている。
平凡な毎日をただグダグダと過ごす。でもそんな日常でもいろいろなことが起きるし、その小さなことが面白い。人間の生活でそんな面白いことはそうそうない。
でも平凡な生活にこそに幸せを見出すことが幸福になる手っ取り早い方法だなと思う。
この5人のように毎日を暇を持て余す生活こそ人間の根底の生活なんではないか。
無駄は省く、ただ近道をして生きる。
それじゃおもしろくない。
回り道して、無駄なことをして見える景色もある。
道中の景色を楽しむのもありだと思う。
日々の生活に追われ、なんだか味気ない毎日になっているあなたに。
若いころのなんだかよくわからないが、夢にあふれてた頃を思い出すために。
ぜひ。
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